昨年度より、長弓寺さんとのご縁から”テンプリッシュで子供たちに茶道の経験を”というお話を頂きたくさんの子供たちと共に一期一会の有意義な時間を過ごさせていただきました。
昨年よりも今年と回をかさねる度にわたくしにもゆとりもでき、子供たちの表情を伺うのも楽しいことでした。
抹茶を口にし顔をしかめる子、楽しそうに茶筅を振る子、一人一人の心に様々な印象を残したことと思います。
茶の湯の真髄などと考えると私自身とても難しく、奥の深い世界で、極めることは出来ませんが、それだからこそ引き付けられずっと続けることが出来ている気が致します。
私にとって茶道は楽しく、おもしろいものであることは確かです。
子供たちにもまたその気持ちが少しでも伝わり、難しいものと考えずそれぞれの楽しみ方で触れてもらえればと思います。
お茶にも縁の深い奈良に住み、微力ながらも日本の文化を少しでも多くの方に伝えることが出来れば幸せなことだと感じております。
そんな中、テンプリッシュでの茶道の時間にはわたくし自身も毎回とても貴重な体験をさせて頂きます。
子供たちが普段することの無い深いお辞儀を交わしあい、無心に茶筅を振り、小さな手でお茶碗をまわす姿はとても微笑ましく、特別な風景なのです。
最後になりましたが、わたくしにこのような機会を与えて頂きました宥亮様、テンプリッシュの皆さまに感謝いたします。
忙中閑ありお母さま方も機会があれば茶道に触れてみられては如何でしょうか。
きっとそこには日常ではなかなか感じることの出来ない素敵な空間が見つかることでしょう。
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